2010年04月05日

【話題の本】『考えない練習』小池龍之介著(産経新聞)

 ■ネット時代に疲れた人の処方箋

 帯には「休脳のススメ」のコピー。目をつぶり、バスの壁際に頭を寄せる著者の穏やかな表情が目を引く。「脳ブーム」の時代に「考えない」効用を説いた指南書が、2月の発売から1カ月余りで5刷3万8千部を発行、順調に売れ行きを伸ばしている。

 著者の小池龍之介さんは、山口県の正現寺副住職、東京都世田谷区の月読寺住職として修行を積む現役僧侶。お寺とカフェの機能を兼ね備えた「iede cafe」運営のほか、カルチャーセンターで一般向けの座禅指導にも取り組んでいるほか、旺盛な執筆活動で『「自分」から自由になる沈黙入門』(幻冬舎)などヒット作を連発している。

 余計なことを考えすぎてしまう「思考病」が、集中力の低下やイライラ、不安を引き起こしていると本書は説く。目、耳、鼻、舌、身(感触)の五感をとぎすまし、自由な思考を獲得するための練習として、「話す」「聞く」「見る」といった日常のさまざまな場面の行動を検証していく。

 仏教用語をやさしく解説しながら、心身をゆがませる行為を律する記述に、耳が痛くなることも。「(ブログや掲示板などで)自我を肥大させるものを読まない、書かない」「メールではなるべく相手の自我を刺激しない」といった指摘は、ネット時代に疲れた人にとっての処方箋(しょほうせん)にもなりそうだ。

 編集担当者は「座禅を通じて集中力の向上を目指してきた小池さんの集大成的な本。話す、食べるといった日常的な動作から始められる実践的な部分が受け入れられたのではないか」と話す。

 「脳ブーム」に疑義を唱える本書には、著者と脳研究者の池谷裕二氏の対談も収録。脳と心をめぐる2人の対話も刺激的だ。(小学館・1365円)(三品貴志)

租税回避地から情報収集へ=英領ケイマン諸島と−国税庁(時事通信)
大阪市斎場「心付け」 職員20人受領 3人に疑い(産経新聞)
<踏切事故>名鉄犬山線で特急と衝突 乗用車運転の男性死亡(毎日新聞)
暴力団雑誌の撤去要請「違法」=作家宮崎氏が県提訴−福岡地裁(時事通信)
民主に「デフレ脱却議連」 日銀に金融緩和圧力(産経新聞)
posted by ウメハラ ミキオ at 19:38| Comment(5) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。